D850を買ってしまった話
昨年の春くらいからカメラを買い替えようとネットで検索したり、店舗に下見に行ったりしながら、あれやこれよと迷いに迷って年末についにポチってしまったNIKOND850。
NIKONのデジタル一眼レフカメラの最高峰だの、完成形だのいわれるD850ですわ。本当にこんなハイスペックなカメラを買おうとは、最初はみじんも思っていませんでしたよ。しかも、時代はミラーレスだというのに完全に逆行してるし。
私にとってカメラは、ライター業をする上で必要だから覚えた、仕事道具。趣味で写真を撮るほど好きなわけではないし、機材にこだわりがあるわけでもない。買い替えを考えていたときは、某社のミラーレス某キスでもいいかなと思っていたくらいだ。でも実際に売り場で触ってみると、長年使ってきたNIKONが手になじみ、さらにいろいろ調べるうちに仕事で使うなら、進化途中のミラーレスよりも一眼レフだよな、一眼レフ買うなら中途半端なものを買わずに…とか思ってしまった。なんの罠だ、これ。
そもそもこれまで使っていたのは、10数年前の機種。2000年前後からデジカメ時代になったものの、フィルムカメラと併用しながらコンパクトカメラを使っていたが、いよいよコンパクトカメラじゃ話にならないなと、とりあえず的に買ったデジタル一眼レフであった。
長くフリーランスをしていると、道具が仕事を呼ぶという感覚があるのだが、このデジイチがまさにそう。このカメラを手にしてから地方取材が増え、北は北海道から南は沖縄、海外にもこのカメラと共にいろいろなところを旅した。WEB取材が多かったし、紙もそんなに大きく使うこともなかったので、当初はこれでも十分使えていたのだが、ここ数年、やはりもうちょっとちゃんとしたカメラじゃないとダメだなと思っていた。
しかし、その矢先にコロナ禍が広がり、オンライン取材が中心となってしまった。
あ~、このまま私に、地方取材の仕事なんかこないんじゃないかと鬱々していた2020年を終え、21年春くらいから少しずつ仕事が戻ってきて、しかも新しいお仕事の話などもいただいたので、よっしゃ、思い切って買い替えてしまおう。この先ミラーレスを買うことはあっても、一眼レフを買うことはきっとないだろう。なら良いものを買ってしまおう!と清水の舞台から飛び降りましたw
フィルムカメラ時代はそれなりにカメラも勉強し、レンズも何本か所有していたのだが、新しくするとレンズも欲しくなり、万が一に備えてストロボもあったほうがいいな等々、清水の舞台を降りた先にはなかなか深いカメラの沼があったわけですがw
元を取るように頑張りますよ! 新しい仕事を呼んでちょうだいよ、D850ちゃん!!
各方面の皆さん、写真も撮れるライターなんでどうぞよろしくお願いします!!な気分です。